【帽子の知識】帽子の種類 - ハット編

こんにちは。

もうすっかり夏の気温ですね。
これから梅雨になっていく時期ですが…今年は春の印象が全くありませんね(笑)
雨に濡れると型崩れを起こしてしまう帽子もあり、梅雨になると帽子の出番は減りがちですが、晴れた日には被ってでかけましょう!

本日のテーマは「帽子の種類」ハット編です。
帽子といえばハットも非常に印象深く、また人気のあるアイテムです。
もしかすると年配の方が好んでいるような印象があるかもしれませんが、若い人たちにも人気があります。
今回は様々な種類のハットを簡単な特徴を添えてご紹介したいと思います。

・中折れ

中折れ帽子

名前の通り、トップの部分が中に折れていて、M字型になっています。
凹み(ピンチ)のおかげで、つまんで持ちやすい形になっています。
マニッシュハットという呼び方もあります。

中折ハット

このように中が再度膨らんでいる(戻っている)ものもあります。
こちらも中折帽子ですが、通常の中折帽子だとトップが大きすぎるな、と感じる方はこのタイプの帽子がおすすめです。

・ボーラー

ボーラーハット

トップが丸いハットはボーラーハットと呼びます。
山高帽、ダービーハット、コークハット、メロンなどの呼び方もあります。

・ポークパイ

トップが平で、円筒形になっているハットはポークパイハットといいます。
パイって食べ物みたい、と思われた方もいらっしゃると思いますが、本当に食べ物の名前です。
イギリス料理の豚肉パイに形が似ていることからこの名前がつけられています。

・麦わら帽子

麦わら帽子

その名の通り、麦わらでできた帽子です。ストローハットとも呼びます。
最近は紙やポリエステルなど、麦わらを使っていないものもありますが、呼称としては麦わら帽子で構いません。
ラフィアで作られた帽子はラフィアハット、パナマで作られた帽子はパナマハットと呼んだりします。
厳密には麦わら帽子にも中折やボーラーの違いがあります。

・カンカン

カンカン帽

麦わら帽子でも、トップが平で円筒状になっているものをカンカンと呼びます。
日本でも古くから親しまれており、女性にも人気です。
昔はトップ部分をニスなどで塗り固めており、カンカンと音がするほど硬かったことから、この名前がつけられています。
海外ではボーター、キャノチェなどと呼ばれています。

・カウボーイハット

カウボーイハット

紐がついていて、つばの横がカールしている帽子です。
カウボーイが被っていた為この名前がついています。
テンガロンハットとも呼ばれますが、正確には異なる帽子です。
テンガロンハットは、10ガロンの水が入るほど大きな帽子、という意味です。

・バケット

バケツをひっくり返したような形のハットをバケットハットと呼びます。
サバンナの狩猟で被られていたことから、サファリハットともいいます。
つばの長いものはアドベンチャーハットとも言いますが、はっきりとした境界はありません。

・メトロ

メトロ

釣り鐘のような形をしたトップの丸いハットです。
日本では幼稚園の制帽などによく使われています。
クルーハット、セミ取り帽子という呼び方もあります。

 

以上、ハットを8種類に分けて紹介しました。
ハットはトップの形状で種類が別れていることが多いのですが、つばの形によっても印象などは異なります。
頭の形や髪型によっても似合う似合わないがあるので、中折がダメだったからといってハット全てを諦めず、色んな帽子を被ってみて下さい。
帽子は本当に色々な形があり、名称も複数あったりしてなかなか覚えづらいかもしれません。
しかし、裏を返せばそれだけ種類があれば、きっと自分に似合う帽子があるということです。
当店ももっと取り扱い商品を増やして、色んな方に似合う帽子を取り揃えていくつもりですので、よろしくお願いいたします。

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